泌尿器科

泌尿器科は、男女を問わず腎臓、膀胱などの炎症、悪性腫瘍、機能障害や尿路結石などを、また男性においては前立腺や性器疾患についての診療も行います。とくに最近は診断および治療技術の向上により、前立腺癌や慢性腎不全の患者さんが大変多くなってきています。以下に、当科で行っている治療方法を紹介します。

主な治療

前立腺肥大症 内服による治療で排尿困難が改善しない場合、主に内視鏡による切除手術を行います。
慢性腎不全 血液透析や血液濾過透析のほか、持続的携行式腹膜透析(CAPD)を行っており、患者さんと相談し、もっとも適した透析方法を選択しています。
尿路悪性腫瘍 腎腫瘍、腎盂尿管腫瘍:腎摘除術、腎尿管全摘除術などの手術療法が基本となります。
膀胱腫瘍 表在性の腫瘍に対しては、薬物の膀胱内注入療法や経尿道的切除術を行います。
浸潤性の腫瘍に対しては、抗癌剤の動脈内注入療法を行ったのち効果判定を行い、経尿道的切除術や膀胱全摘除術を行いますが、できるかぎり膀胱温存に努めます。
前立腺腫瘍 年齢や腫瘍の進行状態により、内分泌療法や前立腺全摘除術を行います。

主要医療機器

透析室

  • 患者監視用装置(内OHDF用20台)32台
  • 逆浸透装置 2台
  • 透析液溶解装置 2台
  • 個人用透析機 2台
  • 透析液供給装置 1台
  • アフェレ-シスモニタ- 1台

日本泌尿器科学会専門医教育施設、日本透析医学会教育関連施設

医師紹介

青木 明彦

日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医・指導医
日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
日本透析医学会 透析専門医

伊藤 英昭

日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医・指導医

篠原 陽平